末長く幸せに暮らせる人は誠実性が高い

(参考 ワシントン大学)
研究が行われ、4500組のカップルの性格特性を診断をした後に5年間にわたって追跡し生活満足度を調査しました。
※性格診断にはビッグファイブを使用(心理学で最も信頼性の高い性格分類)
結果は、誠実性の高い配偶者を持っていた人ほど
- ①年収が高い
- ②上司からの信頼も厚い
- ③仕事への満足度も高い
傾向になりました。
※誠実性はセルフコントロール能力が高く長期的目線を持つ人のこと。
なので長く良い関係になれる人を探したい時には誠実性の高い長期的計画を立てられるような人を選んでみて下さい。
彼氏に合わせ過ぎる程に負のスパイラルにハマる

(参考 イスラエルの研究機関)
彼に嫌われたくないからと、本来の自分を偽る状態が続くと、心身に悪影響が出るのでしょうか?
これについての研究が行われ、平均年齢32歳の女性404人を対象に行い性格特性の診断を行い
・生まれ持った性格特性と偽った状態
・生まれ持った性格特性と偽っていない状態
で体にどのような悪影響が出るかを調べました。
※性格特性の診断は、科学的な性格診断法であるビッグファイブテストを使用
結果は
・無理やり楽しんでいるふりや嫌な感情を隠す時間が長いと、対人関係の満足度が著しく下がる
・全然気にしていないふりをして、悲しさや切なさの感情を抑えると慢性的な疲労を感じやすくなる
・不安、嫌悪感、恐怖心を隠し続けるとストレスが高まっていく
などの悪影響が出る事がわかりました。
なので偽りが多い程、ストレスが増えていってしまい恋愛が続きにくい負のスパイラルに陥ってしまうので、本音を受け止められる器のない彼氏ならば避けるべきでしょう。
長続きするカップルは嫌いなものが一緒

(参考 オクラホマ大学)
研究が行われ、被験者となった男女にペアを組んでもらい、特定の人物に関する好きなところ、嫌いなところを話して貰い調査をしました。
その結果、嫌いなところを話したペアはお互いへの好感度が33%も高くなる事がわかりました。
ポイントは嫌いな事がお互いに共通していて、片方が好きな事の悪口を言わないという点です。
この結果から、相手と仲を深めたい時やカップル間で共通の悪口で盛り上がると、ストレスのはけ口にもなり、好感度も増えるのでカップルの関係が長く続く事になります。
女性は男性の涙に弱い

(参考2017年 バックネル大学の研究チーム)
効果的な謝り方を探る実験が行われ、74人の男女を集め、複数の謝罪テクニックを使って男女相手に効果的な謝り方は何かを調べました。
結果は、女性は男性の涙を見ると、怒りが収まることが判明しました。
研究チームはこれについて、人は自身が行いそうな方法でアプローチされると納得しやすい心理がある為、感情的な表現の多い女性には、男性も同じ感情でのアプローチが有効であったとされました。
なので浮気等で彼女に謝るときは、男性が感情をあらわにして涙を見せると許してくれる確率がアップするのでいざと言う時には試してみて下さい。
ただし、許される限度はありますし、大げさに泣く事や嘘泣きでは、別の怒りを買うことになるかも知れません。
※あくまで謝る状況になった時のやり方であって、謝るような事にならない様に男性の方は日頃から気をつけましょう
男性に謝る時はスキンシップが重要

(参考 2017年バックネル大学の研究チーム)
効果的な謝り方を探る実験が行われ、74人の男女を集め、複数の謝罪テクニックを使って男女相手に効果的な謝り方は何かを調べました。
その結果、男性は相手との親密さを判断する時に、体の距離の近さやスキンシップを重視する傾向があり、謝罪の時にスキンシップを織り交ぜる事で機嫌が良くなることがわかりました。
男性に謝る時には、体の距離を近くしてスキンシップをしながら謝ると良いです。
喧嘩内容で変わる謝るタイミング

(参考 2013年ニューヨーク州立大学)
謝罪はタイミングによって効果が変わってくることが、心理学の研究で明らかになっています。
謝罪のベストタイミングを調べる実験が行われ、60組のカップルを集めて2つのグループ分けて比較をしました。
① 喧嘩が始まってから1分後に謝罪したグループ
② 喧嘩が始まってから5分後に謝罪したグループ
結果は
・長くかかる喧嘩内容の場合(10分以上)では1分後の謝罪の方が良い結果になった。
・短く終わる喧嘩内容の場合(10分以内)では5分後の謝罪の方が良い結果になった。
理由としては
・長くかかる喧嘩ではお互いの価値観がぶつかり合う根の深い問題が多く、ヒートアップしてしまい深刻な仲違いになり、別れを招く可能性があるからです。
・短く終わる喧嘩では些細な事が多く、すぐに謝罪してしまうと話を聞いていないなどとあしらわれた印象になってしまうので、相手の意見を聞く姿勢を持ち5分後に謝罪をします。
長い付き合いには付きものの喧嘩、その喧嘩の対処法を知っていればお互いの仲を良く保ち続ける事が出来るので頭の片隅にタイミングを記憶しておきましょう。
視界にスマホがあると別れの原因になる

(参考 ベルゲン大学の心理学者の研究論文)
研究によると、スマホを操作していなくても、視界に入っているだけで2人の関係に悪影響が生じると指摘されました。
理由としては人間の本能と関係があり、集団生活を送ってきた人間はコミュニケーションや関係性を保つことで生活を成り立たせてきた為に、コミュニケーションを連想させるものに対して注意が向くようになっています。
この為スマホが目に入るだけで、相手に向くはずの注意がそれてしまい、その結果話がうわの空になってしまいます。
なのでいつもの癖でいじってしまったり、スマホをテーブルの上に置いてしまうような行為は無意識で起きることが多いですが、毎回やってしまうと相手の怒りを買ってしまう事になるので注意してみて下さい。
ですが待ち時間はデートで発生してしまうので、2人で出来るスマホゲームを紹介します。
オセロ

ホッケーゲーム

男性は嫉妬しなくて良く女性は嫉妬した方が良い

(参考 ウィスコンシン大学)
男女の友情についての研究が行われ、平均で2年ほどの友達付き合いがある男女88組を集め、個室に案内しここでの内容は秘密という条件の元調査をしました。
・友人に対して性的な魅力を感じていますか?
・相手は自分に惹かれていると思いますか?
などの質問をしました。
その結果
・男性の方が女友達に異性として惹かれる確率が高い
・男性の方が女友達は自分を好きに違いないと思い込む確率が高い
・女性の方は男友達に異性として惹かれる傾向が低い
・女性の方は男友達が性的な関心はないと思い込む確率が高い
という傾向があり
・男性は女友達を異性として意識する可能性が高い
・女性は男友達を異性として意識する可能性が低い
という事がわかりました。
その為、男性の嫉妬はあまり意味を持たないですが、女性の嫉妬は重要になってくるので、要チェックが必要です。
恋愛が強火なのは最初の1年

(参考 イタリアのパヴィア大学)
研究チームは恋愛関係になったばかりの18歳から31歳の男女58名の血中に含まれるニューロトロフィンの値を測定しました。
※ニューロトロフィンとは、胸のドキドキ等の恋愛感情の原因となるタンパク質
その結果、恋愛初期ではニューロトロフィンの値は高かったが関係の継続とともに低下していくことがわかりました。
これは子孫を残すという生物学的な理由から起きています。
恋愛の1年後からは燃えるような恋ではなくなりますが、恋の終わりではなく安定した恋愛関係に移行していきます。
注意をしておきたいとすれば、燃えるような一目惚れをして燃えるような1年を過ごした後はホルモンの分泌が少なくなっていくので、見た目で選んだ恋は長く続く確率は低くなると言えるでしょう。
その為、友達から始まる恋はホルモンが少なくなった後でも安定した関係になると言えます。
子供を作るタイミングについては、1年後の安定した恋愛に入ってからの方が後悔の少ない結果になるでしょう。
離婚しにくい人は子供の頃の写真でわかる

(参考 心理学者リー・アン・ハーカーとダーカー・ケルトナー)
研究が行われ、卒業アルバムでデュシェンヌ・スマイルを浮かべている人とそうではない人のその後の人生を追跡調査しました。
※デュシェンヌ・スマイルとは19世紀のフランスの神経学者が筋肉の動きから定義した「真の笑顔」偽りのない自然な笑顔の事です。
その結果、満面のデュシェンヌ・スマイルだった人はそうではない人に比べて離婚率が5分の1だった事がわかりました。
なので、将来の事を意識し始めたら卒業アルバムや子供の頃の写真を見ておくとある程度の予想が出来る事になります。
この他にも恋愛についてのデータを紹介しています。

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